MacにComposerをインストールする方法をメモしておきます。
今回はどこでもComposerコマンドが使えるようにグローバルインストールしたいと思います。その他のインストール方法などはComposerのWebページに詳しくあります。
Getting Started #Installation – Composer
環境
環境は以下の通りです。
PHPに関しては、Mac OS X 10.10.3に初めから入っているものを利用しました。 phpenvや php-versionといったバージョン管理は導入しておりません。
ソフトウェア | バージョン |
---|
Mac OS X | 10.10.3 |
PHP | 5.5.20 |
| php -v PHP 5.5.20 (cli) (built: Feb 25 2015 23:30:53) Copyright (c) 1997-2014 The PHP Group Zend Engine v2.5.0, Copyright (c) 1998-2014 Zend Technologies |
MacにComposerをインストールする
MacにComposerをインストールします。手順は以下の通りです。
| # 適当なディレクトリに移動 cd tmp # composer.pharをダウンロード curl -sS https://getcomposer.org/installer | php #!/usr/bin/env php All settings correct for using Composer Downloading... Composer successfully installed to: /Users/mawatari/tmp/composer.phar Use it: php composer.phar # composer.pharを移動 mv composer.phar /usr/local/bin/composer |
以上でインストールは完了です。
ターミナルを立ち上げ直したあと、Composerのバージョン確認をしてみましょう。
| composer -V Composer version 1.0-dev (4f80e7ff68466cab970c22b425725b8058c32970) 2015-06-09 00:03:48 |
正しくインストールされていること、 composerコマンドが利用できることが確認できました。
~/.composer/vendor/bin へパスを通す
ここから先は必要に応じての作業です。
たとえば、Composerを使ってLaravelインストーラーをグローバル領域にインストールした場合、 ~/.composer/vendor/binに laravelコマンドが配置されます。ここへパスを通しておけば、CLIで laravelコマンドが使えるようになり非常に便利です。各種コマンドをグローバル領域にインストールする予定の方はパスを通しておきましょう。
| composer global require "laravel/installer=~1.1" |
.bash_profileなり、 .zshrcなりにパスを追加しておきましょう。
| echo 'export PATH=$PATH:$HOME/.composer/vendor/bin' >> ~/.bash_profile |
以上です。