git-flowのインストールとタブキーによるコマンド補完
A successful Git branching model (原文 / 日本語訳) を実現するためのGit補助ツール “git-flow” のインストールと、コマンド補完について、まとめました。
git-flowについては、勉強会メンバーの@monochromeganeさんがまとめてくれていますので、それを引用させていただきます。
id:Yamashiro0217さんが開催されたgit-flowのワークショップの資料が公開されましたので追記しました。
参考:git flow でのチーム開発ワークショップ資料
参考:Thinking megane: SwimmyStudy #9 Jenkins実践入門 vol.3 に行ってきました
ゼロからわかるgit-flow
git-flow インストール
これは、git-flowのインストール案内ページを見てもらうのが早いです。OS毎のインストール方法が説明してあります。以下にwgetとcurlの例を引用します。
参考:git-flow Installation
wgetであれば、以下のコマンドを実行することでインストールできます。
1 | wget --no-check-certificate -q -O - https://github.com/nvie/gitflow/raw/develop/contrib/gitflow-installer.sh | sudo bash |
curlであれば、以下のコマンドを実行することでインストールできます。
1 2 | curl https://raw.github.com/nvie/gitflow/develop/contrib/gitflow-installer.sh > gitflow-installer.sh sudo bash gitflow-installer.sh |
git-flow Installationに書かれている通り、GitHubのdevelopブランチから取得しています。git-flowのデフォルトブランチはdevelopになっているようなので、問題はないでしょう。masterブランチは、2年近く動きがないようです。
git-flowコマンドの補完
CLI操作するからには、やはりコマンド補完を有効活用したいものです。git-flow自体には、コマンド補完を実現するための用意はないようだったので、自作しようかと思ったのですが、調べてみると、すでに作成されている方がいたようです。
参考:git-flow-completion
参考:Gitコマンドをタブキーで補完できるようにする
以下のコマンドを実行することで、Bashでコマンド補完を利用できるようになります。(Zsh, fish用のファイルも用意されています。)git-flowは、標準で /usr/local/bin/にインストールされるようですので、 git-flow-completion.bashも、そこに入れるようにしました。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 | # Bash用のcompletionファイルを取得し保存する wget -O /etc/bash_completion.d/git-flow-completion.bash https://raw.github.com/bobthecow/git-flow-completion/master/git-flow-completion.bash # .bashrc に git-flow-completion.bash を読み込むように記す vi ~/.bashrc # /usr/local/bin/ 以下に保存したのであれば、以下の通り source /usr/local/bin/git-flow-completion.bash # .bashrc の再読み込み source ~/.bashrc |
さあ A successful Git branching model を実現するための第一歩を踏み出しましょう。
2013年12月4日追記
bash-completionを導入すれば、補完用のファイルの管理が楽になると思います。以下の記事を参考にしてください。
Macにbash-completionをインストールし補完を活用する